P1000360.jpg
過去の扉絵
人形劇団ひとみ座「ズッコケ時間漂流記」上演班のブログ
おかげさまで11周年



記事の抜粋
ハカセ骨折ズッコケ班最大の危機ハカセ復帰オオカミ少年と呼ばれた女
ズッコケバンドうっかりハチベエバックステージ夏休み初演の事節分
モーちゃんのリュックの中身お世話になりました日記帳停電アミニズム
ロビソン・クルーソーお蔵出したがか袋、されど袋8人目のメンバー
人形劇的暑蒸対策パパイヤ鈴木さんと屋久島公演トラックハマる
4125キロ|お蔵出し2

メンバーの加入、脱退
原広道脱退田中弘映加入石井セリ脱退西田由美子加入山本幸三加入

可愛いお客様的、正しい人形劇の楽しみ方

2009.02.25 [ Edit ]

「ハチベエ~!!!」

終演後の舞台に向かって幼稚園の園児達が呼び掛けている。
私は慌てて舞台の袖からハチベエを登場させて、子ども達に手を振ると、

歓声をあげて大喜び! 小さな可愛いお客様へのファンサービス(^-^)

あんまり可愛かったので、ついつい舞台から飛び出して、客席の子ども達の側へ駆け寄って、
握手会をしてしまった。


「泳ぐの上手だったねぇ」

「くせぇって言ってたねぇ」


人形を操っている私の顔は全く視野に入らない感じで、子ども達は一生懸命、
ハチベエに話かけてきたので、ハチベエからも、
「おぅ。ありがとう!」と返事をした。

すると「ハチベエ、さっきお口が動いてたのに、もう動かないねぇ。」

と不思議顔の子ども達。

…そうか。
当然、人形の表情は変わらないし、口も動いていたはずはないのだが、子ども達の中では、
確かに「さっきは動いていた」んだ。

子ども達は、劇を観ながら、「あれは人形だ」と認識しているのだけど、
ただの「人形」ではなくて、ハチベエという「人物」だと、次第に信じて疑わなくなる。


泣いてないけど、涙が見える。

口は動かないけど、喋っていると思う。



P10204568835.jpg


本当は動かないものが、生きてると思う楽しさ。子どもの人形劇の楽しみ方は、
一種のアミニズム的な感じなのだと改めて感じた。

ただの「物」から「生きてる人物」へと命を吹き込むのが、人形遣いの仕事なのだ。
なーんてちょっと真面目に考えてしまった帰り際、

「お姉さんの声、ちょっとハチベエに似てたね。」



と言われて、またも笑ってしまった。可愛いお客様に毎度、完敗です。

Comment

コメントの投稿

管理人にのみ表示する
 

Track Back

TB URL

プロフィール


累計発行部数2300万部、国内の児童文学としては最大のミリオンセラーである、那須正幹作「ズッコケ三人組シリーズ」。
ひとみ座は1993年に「ズッコケ三人組」、第2弾として「あやうしズッコケ探険隊」を人形劇化し、これまでの累計公演数は2,000ステージを超え、延べ観客人数は100,000人にも及びます。
現在は人形劇「ズッコケ三人組シリーズ」第3弾として「ズッコケ時間漂流記」の人形劇を全国で上演しています。
その上演班、通称「ズッコケ班」のブログです。
hitomi_01.jpg
kitaro.png


     ●キャスト●
ハチベエ   松本美里
ハカセ      森下勝史
モーちゃん  岡本三郎
平賀源内   白井赫
佐竹左門   小林加弥子
千次      来住野正雄
おしの     松島麗


ご来場ありがとうございます!
ブログ記事の感想、劇を見た感想、
質問等ありましたら
各記事の一番下の「Comment」というところをクリックすると書けるところにいけますよ。
メールでという方はこちらから
たくさんの感想お待ちしています。

作品の詳細に関しましてはひとみ座
左上の「全国巡回レパートリー」から
詳細が見れます。



最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

ブロとも申請フォーム